脳神経外科では患者人生を左右するような疾患を診ることが多い。
当院の研修では「一脳外科医」として臨床に参加してもらうことで、このような疾患への対応力はもちろん患者や家族との関わりを通じて医療の重要性を学んで頂きます。
この経験は、脳神経外科医にならない医師にとっても、今後の臨床で必ず役に立つと思います。
とにかく「コミュニケーションを大切」にです。臨床でのスタッフ間のやり取りや、検討会での議論、 自身の体調状態などお互いにわかり合い共有することが常に医療現場では本当に大事です。 そしてそれを「言葉」で表現するようにしています。
今はわからないことも多くて精神的にも肉体的にも大変だと思いますが、
今しか経験できないことも多くその経験は必ず今後の医師生活の財産になるので、是非頑張ってほしい
(でも身体には気をつけて)。
特に「わからないこと」は「わからない」と素直に認めて、上司に報告や相談することをお薦めします。
意外と自分では気づけていない「わからないこと」も教えてもらえます。
そしてそれが出来るのは今だけです。